【プラズマ】とは、放電現象のことを言います。
放電によって発生した紫外線で蛍光体を発光させています。蛍光灯が同じ原理で明かりとして利用しています。
プラズマテレビは、赤(R)・緑(G)・青(B)の色を付けた細かい蛍光灯をびっしりと敷き詰たような構造になっていて、各点を発光させて画像を作りだしています。
特に50型以上の大画面なら、プラズマテレビがお勧めです!。
プラズマの利点である残像が残らないきれいな映像を大画面で楽しめます。
プラズマの構造上、電気を入り・切りするので、電気代が高くなるんです。
また、発熱量が大きいため、冷却のためのファンのまわしてる音が大きいです。
プラズマテレビは、 静止画や時刻表示などの固定画像、 画面サイズが4対3の映像 (画面の左右に黒帯) など同じ映像を長時間映し続けると、 部分的に前の映像が残る焼き付きが発生することがある。 なお、 製品の保証期間内でもパネルの焼き付きは対象外となっている。
・プラズマテレビには、いままでのテレビと異なる性質がありますので、最新のプラズマテレビを購入する際、いくつかのチェックポイントがあります。
・プラズメテレビのカタログに表示されている液晶テレビのスペック表などにある○○×○○とか16msとか450cd/m2等の聞きなれない単位も分かりやすく解説しています!
・プラズマテレビと液晶テレビとのメリット・デメリット比較も公開していますのでご覧ください。
画素数とは一般的には数が多いほどきめ細かく、一般的に画面サイズが大きくなれば、画素数も大きくなります。同じ画面サイズなら、画素数が多い方が鮮明な映像です。
ポイント
電子情報技術産業協会
(JEITA)では、垂直方向の画素数が650を超えるディスプレーを「ハイビジョン対応」と規定しています。
21V型以下の場合、640x480(水平x垂直)で構成されているものがほとんどですが、D2端子を装備していれば、DVDプレーヤーからのプログレッシブ映像出力を、充分な高画質で楽しむ事が出来ます。
プラズマテレビが持つ非常に重要な特長の一つとして、広視野角があります。
(視野角とはテレビに対してきれいな映像で見える角度の範囲のことをいいます)
プラズマテレビは基本的に広視野角の購入ではあまり気にする必要はありません。
プラズマテレビの弱点で、気になるポイントです。液晶の性質上、映像信号に対し、画面表示が遅れる結果、スポーツなど動きの早いシーンでは、画像がぼやけた感じになります。
単位は(ms:ミリセカンド・100分の1秒)で、値が小さい(応答速度が速い)ほど「ぼやけ感」が少なく、高性能と言えます。最新機種では、16ms程度です。表示していないメーカーの製品は、それよりも劣ると考えられます。(18ms〜25ms程度)
プラズマテレビの輝度とは画面表示の明るさのことで、単位はカンデラ(cd/m2)で表されます。
650〜1100Cd/m2程度とメーカーによって多少差があります。数値の大きいほうが画面が明るくなります。輝度が高ければ、明るい部屋や太陽が当たるところでも映像をはっきり見ることができます。
数値の大きいほうが明るく、高性能といえますが、最近の液晶テレビではかなり調整ができるので、参考程度にすると良いと思います。
カタログでは、「500:1」や「800:1」等と表現されています。明部と暗部の明るさの対比です。
この比率が高いほど色がはっきりして鮮やかな画質になり、高性能といえます。
現在発売されているプラズマテレビは、映像の密度が高く、従来のテレビに比べ、近くで見ても綺麗です。適正とされる画面と視聴者の距離は、従来のテレビが、画面の高さの7倍程度とされるのに対し、プラズマテレビでは3倍程度と近く、ワイドタイプの30V型でも、1.2m以上の視聴距離が取れる部屋なら設置OKです。
プラズマテレビにどのようなチューナーが内蔵されているか、必ずチェックしてください。
地上デジタルチューナー内蔵タイプをお勧めです。
プラズマテレビは、構造上、画面の発熱量が多くなっています。多くのプラズマテレビで冷却用ファンが内蔵されています
しかし、家庭環境で使用するときや映画の静かなシーンを見るときは、ファンの騒音が結構気になるものです。「ファンレス」や「静音化設計」を謳っているプラズマテレビは少ないので、冷却ファンの有無や実際にどのくらいの頻度でファンが回るのか、どのくらいうるさいのかを店頭で確認すると良いでしょう。
EPGは、液晶テレビの画面に番組表が表示されるだけでなく、出演者やキーワードでの番組検索や予約が可能で大変便利です。
プラズマテレビと液晶テレビの最大の違いは
プラズマテレビは自発光、
液晶テレビは透過型という違いから、
低反射・薄型・低消費電力の液晶に対し、
大画面・高画質・ホームシアターのプラズマといわれています。
ポイント | 見分け方 | 軍配 | 解説 |
きめ細かさ |
同じサイズのテレビを、同じ距離から見ると、プラズマと液晶ではハッキリと違いが分かります。 |
液晶 |
「同じ画素数=同じ解像度」なのですが、実際には、液晶の方が、各画素の間隔が狭いので、しっとりと滑らかで、緻密な印象を受けます。 |
画面ムラ | 斜めから見ると、プラズマと液晶では、画面のムラ(見易さ)に違いがあるのが分かります。 |
プラ |
プラズマは電球のように自ら発光するのに対し、液晶はステンドグラスのように、後ろから光を当てるという構造の違いがあります。 液晶でも機種により若干の違いがありますので、実際に自宅に設置した場合を想定し、斜めからの「見易さ」を確認しましょう。 液晶でも、最新機種ではかなり改善されていますが、大勢で見る事が多い方は注意すべきポイントです。 |
クッキリ感 | 髪の毛など、黒く映る部分が潰れていないか確認しましょう。 |
液晶 |
黒い部分がより黒く映る事で、メリハリの利いたクッキリした表現が可能になります。 プラズマでは、予備放電といって、電源をいれるだけで、パネル全体が薄明るくなります。 黒く映るべき部分も、グレーに見えるので、画像全体としてはメリハリが乏しくなります。 液晶とプラズマを店頭で比較すれば、一目瞭然です! |
滑らかさ (色調、明暗) |
夕焼けや、人間の顔など、色合いや明暗が連続している部分(グラデーション)に注意すると、無いハズの境目(擬似輪郭)が見える。 |
液晶 |
従来のブラウン管テレビ(アナログ)と異なり、デジタル処理の宿命ともいえる、プラズマ、液晶共通の課題ですが、構造的には、液晶テレビの方が優れています。 年々改良されていますが、プラズマテレビではまだ不自然さが気になるところです。 逆に言うと、各社の、高画質技術の見せ所でもあります。 |
「動き」への対応 |
アクション映画やスポーツ等、「動き」が激しい映像を見てみましょう。 画像が尾を引いたり、ピンボケ感の無いモノが優れています。 |
プラ |
液晶もかなり改善されていますが、構造的には、自ら発光するプラズマの方が有利です。 |
色再現性 | ブラウン管以上 (約1.3倍) |
液晶 | ブラウン管同等 |
外光反射 | ブラウン管同等 | 液晶 | 低反射傾向 |
消費電力 | ブラウン管同等、それ以下 | 液晶 | ブラウン管テレビ以下 |
寿命 | パネル輝度半減は ブラウン管以上 (日立6万時間以上) |
同等 | バックライト寿命は ブラウン管以上 (日立6万時間) |
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